
早生のブルーベリーから可憐な花が咲き始めました 訪花昆虫が蜜を求めて忙しくがしく動いています ブルーベリーを栽培し始めてからもう25年も経ちます初めは何もわからず隣の北海道中央農業試験場にいろいろと指導を頂水田の転作田を含めて30アールほどの作付けでした長野県から来た苗木は20cmほどで弱弱しいものでしたが丁寧に植え付けスタートしたのです
このころブルーベリーは今のように騒がれたものでは有りませんでしたので、 仲間達と小果樹生産組合を作り10数名で勉強し始めたのですが稲作農家のように米選機のように機械で一気にやれるものではありませんから一粒ずつ摘み取りサイズを計って小さな容器にいれる市場へ出荷すると言うお米のように60kgのようにはいきません農協の方も手間のかかる割りに大きな金額なりませんので事務局も解散と憂き目に会って会員も段々少なくなり4~5名となりました。12年前道の駅が出来て少しずつ知れわたり摘み取り観光と共に一気に健康食品として人気が出るようになりました 老人の視力回復に効果のあることが叫ばれて運転免許の更新の折に視力に自信のない方お試しください。

ウエイマウス6年生花で真っ白です『下』の映像

暫く聞かなかった雉の鳴き声を聞きましたこの映像の中で雉が発見できますか雉の鳴き声を聞いてあわててカメラを取りにいき構えた時は雉は随分離れていきました『鳴かずば雉も撃たれまい』 と格言にありますが保護色のような雉の羽毛の色はなかなか発見できません。1kmも遠くまで聞こえるような甲高い鳴き声ですから アア雉だとすぐ判ります。雪の少ないこの地帯には3~40年前は沢山雉がいましたが 狐がふえてから地面に巣を作り卵を産み雛をかえす雉は狐のえさになり激減しました狐が少なくなりましたので又雉が増えだしたのでしょう栗山町の猟友会の方が毎年2~300羽 雛を放鳥するのですが狐に獲られるのかサッパリ増えないとぼやいていました。これに引き換えアカハラは渡り鳥ですのでブルーベリーの後始末ヲしてわたっていきますこの鳥は2週間まえに戻ってきました。 高い樹のてっぺんで小さな体でよく大きな鳴き声をですなーと感心します 此処で子育てをして秋に又渡って行くのでしょう。朝早くから高い樹のうえでさえずりを聞かせてくれることでしょう。


昨年構築した枕木のデッキ みんなの憩いの場所です 緑の百選の認証石長沼町寄贈
下は果樹園を護る白樺の防風林35年生 この春トリマーでカットしました夕日に映えるみどりの百選 30号


遅れたと思われていた梅の花も真っ白に咲きましたまた雌しべ が見えないと言われたサクランボの花も雌しべが ちゃんと揃って咲いています風評でサクランボに雌しべが見えないと騒がれていましたがそんなことは当園ではありません。

ハウスぶどうのビニールも遅くなりましたがかかりましたし果樹苗の移植もやや終わりましたハウスで育成したポットのブルーベリーの晩生種を40本定植しました。草がどんどん伸びますのでラビットモアーで刈らなくてはなりませんが ブルーベリーの株下には南京袋の古いもので草を押さえることにしました。 そのうち昨年蒔いたラデノクローバーが雑草を押さえてくれることでしょう 好天がつずいていい収穫が得られますよう期待しています。上の写真は梅の開花
下はサクランボの雌しべを写しましたが判りますか?

春は植物にとっては超スピードで衣替えです 何処に隠されたエネルギーがあるのでしよう。
桜はもう葉桜になりました ななかまど もどんどん葉をおおきくしていますが隣の菓子くるみはまだ葉をを出さずノンビリしています。

さくらんぼは白い花を咲かせていますが今日は午後から小雨で気温も低く訪花昆虫もいないようです。昨日サクランボに2回目のスプレイをしましたこのように低温多湿の気候の時は病気がつき易いのです。 右写真さくらんぼ『品種みつ』 果樹園主は気を緩めず気候に対応した対策が必要です 午前中は少し展葉したりんごの木の移植をショベルドーザーで掬って移植をしました 腕がよければ土をつけたまま移動しますのでそんなに弱りません。

5月10日苗木の植え込みがやや終わりました。梨 プラム りんごなどの接木更新が今年度予定分が終わりました5,6年生の大きい樹はショベルドーザーで移動しました。
暖冬のせいでしょうか さくらんぼの花芽が凍傷で被害はありません マメコバチは昨年の管理が悪かったのか元気が足りません。果樹の受粉に使うマメコバチは桜の花が咲いたならなら 冷蔵庫より出して花の咲いている果樹園に連れ出さないといけません 気温の高いせいか千島桜も蝦夷山桜も揃って咲きだしました

住宅の生垣のそばにあるのは千島桜で沢の向こうに30年前に深川市より2mほどの蝦夷山桜でしたが今は抱えきれないほどの大木になりました。 思い出になる楽しい蝦夷山桜の樹です。

長い冬を終えた農家には春先のゴールデンウイークも関係有りません自然界の摂理にあわせて農作業を進めなければいけないのです。 樹の芽が動かない前に移植をしたり挿し木接木
などやら無ければいけない作業は山ほど有りますが、 冬のうちに計画を立てて変更のないよう資材などの準備をして於けばよいものを ママ変更で戸惑うことが有りますので連休などと呑気なことは言って居られません
